上越市の高田公園のハスの花が見頃を迎えている。水面を覆う葉の間から淡いピンク色の花が伸び、見る人を楽しませている。24日には「上越蓮(はす)まつり」が開幕する。
ハスは外堀約19ヘクタールに広がり、地元はその規模や美しさから「東洋一」とうたっている。まつり実行委員会によると、ことしの見頃は例年より1週間ほど早い。
23日は小雨の中、カメラに収める人の姿があちこちで見られた。長野県中野市から夫婦で訪れた農業黒岩忠一さん(53)は「花のピンクと葉の緑のコントラストがきれい。見に来たかいがあった」と話した。
見頃は8月上旬まで。まつりは8月16日まで。会期中はビールと食が楽しめる「上越オクトーバーフェスト」(8月6~9日)や観察会などが高田公園周辺で開かれる。問い合わせは実行委員会、025(543)2777。