「フィガロの結婚」を上演したオペラ・ルスティカーナの2013年の舞台

「フィガロの結婚」を上演したオペラ・ルスティカーナの2013年の舞台

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山梨のオペラ愛好家が「魔笛」共演へ 宇奈月の音楽祭

北日本新聞(2015年9月7日)

 黒部市宇奈月温泉一帯で19日から3日間開かれる「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」(北日本新聞社共催)で、山梨のオペラ愛好家グループが黒部市内の子どもたちと共演する。山梨のグループは3回目の参加で、今回は「魔笛」を公演。メンバーが演じるだけでなく、地元住民との交流の輪を広げるきっかけにしようと期待している。

 愛好家グループは山梨県北杜市の「オペラ・ルスティカーナ」(森眞由美代表)。2年前に「フィガロの結婚」を上演し好評だった。今回は黒部市民にも参加してもらい、前回とは趣向を変えた演目として、メルヘン色が濃い「魔笛」を選んだ。

 黒部市内からは、ことし3月に解散した雪ん子劇団の団員8人と黒部市国際文化センター・コラーレの劇団ドラマキッズの3人が出演する。

 7、8月に宇奈月国際会館セレネで、森代表や植松昌事務局長の指導を受けて練習。雪ん子劇団の団員だった宇奈月小学校3年の沓掛晴和君は「練習しているうちに面白くなってきた。本番でも頑張りたい」と意気込む。

 植松事務局長はモーツァルト音楽祭が地域を挙げて開かれ、口コミで参加者が増えていることに感心。「北陸新幹線の開業によって、もっと人が増えるのではないか」と話す。子どもたちとの共演については「演じる子どもたちをはじめ、見に来る人も楽しんでもらいたい。これをきっかけに、黒部市と北杜市との交流が深まってほしい」と期待している。

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