福井県大野市春日1丁目の春日神社をLEDの明かりで彩る「縁(えにし)のあかり」の宣伝隊が29日、福井新聞社を訪れ、3日から始まる光のイベントへの来場を呼び掛けた。
境内にある「良縁の樹(き)」は、ケヤキとスギの根元がくっついたまま成長、樹齢は100年以上とされ、木に触れると縁結びの御利益があるとされる。観光の起爆剤にしようと、地元の春日通り商店街有志や市観光協会でつくる「カスガ良縁団」がイベントを企画した。今年で2回目で、昨年は約6千人が訪れた。
今年はLED5万2千球でライトアップ。あんどん50基も並べ、幻想的に境内を演出する。良縁団の野村明志団長(41)は「昨年の来場者からは恋人ができたり子宝に恵まれたりと、良縁の報告をもらっている。出会いを見つけてほしい」とアピールした。
11月23日までの午後5時~同10時に点灯する。週末は絵馬やお守りを販売する。