繊細な筆致で描かれた作品が並ぶ三輪時子さんの日本画展=22日、新潟市中央区西堀通5

繊細な筆致で描かれた作品が並ぶ三輪時子さんの日本画展=22日、新潟市中央区西堀通5

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いのちの輝き繊細に美しく 三輪時子さん日本画展 31日まで・新潟

新潟日報(2015年12月24日)

 「いのちの営みをみつめて」をテーマにした三輪時子さん(京都市北区)の日本画展が22日、新潟市中央区の新潟三越で始まった。淡い色彩と繊細な線描で表現した花など新作18点が並んでいる。

 三輪さんは1966年、京都市で生まれた。父は同じく日本画家の晃久さん。日本芸術院会員であり、昭和初期から京都画壇で活躍した旧与板町(長岡市)出身の三輪晁勢(ちょうせい)を祖父に持つ。

 京都市内の短大で日本画を学び、その後は関西を中心に発表を続けてきた。今回は祖父のふるさとで初めての個展。三輪さんは「見た目だけでなく、生命の営みの中に輝きがあり、その美しさを感じてほしい」と話している。

 長岡市与板町与板から友人らと会場を訪れた会社役員の内藤隆さん(67)は「時子さんの作品は初めて見たが、優しさが伝わってくる。与板とつながりのある作家と交流を続けていきたい」と作品に見入っていた。

 同展は31日まで。

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