魚津市の魚津埋没林博物館は27日、水中展示館の水を抜いて職員が埋没林の一年の汚れを洗い落とした。28日まで「水のない埋没林」を見学できる。
320トンの水を張ったプールに樹齢500年前後とみられる樹根3体がある。職員4人がはしごで深さ2・5メートルのプールの底に下り、最大の物で幅10メートルの埋没林をブラシで磨いたり、ホースで水を掛けたりしてあかを落とした。来館者は興味深そうに見学した。ことし3月の施設リニューアルで水中に設置したLED(発光ダイオード)の照明も念入りに洗った。
ことし4月から12月26日までの来館者は3万3883人で前年同期より12%増えた。
29日から休館し1月2日から開館する。2、3日は入館者にプレゼントを贈る。