新春展の準備をする作業員=31日、新潟市中央区の新潟伊勢丹

新春展の準備をする作業員=31日、新潟市中央区の新潟伊勢丹

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正月彩る「新春展」 準備進む

新潟日報(2016年1月1日)

 新潟の正月を彩る「新春展2016」(新潟日報社主催)が2日、新潟市中央区の新潟伊勢丹と新潟三越の2会場で始まる。桜をモチーフにした近現代の日本画展と、独創的なものづくりに励む日本人作家の作品展をそれぞれ開催する。31日は両会場とも、開幕に向けた準備に追われた。

 新潟伊勢丹は「サクラ、桜、さくら展」。明治から平成まで、桜を描いた日本画を集めた。横山大観や上村松園、加山又造ら巨匠のほか、神戸智行、絹谷香菜子ら若手作家も含む計46人の50点を展示する。

 新潟三越で開催する「神の手・ニッポン展」は、ペーパーアーティストの太田隆司やビーズアーティストの金谷美帆ら日本人作家6人による合同展だ。計約70点が並ぶ。

 さくら展を監修する佐藤美術館(東京)の立島恵学芸部長は「日本画の桜表現の変遷が分かる。各作家の解釈を楽しんでほしい」と話した。

 さくら展は18日まで。入場料は一般千円、大学・高校生600円。ニッポン展は17日まで。一般800円、大学・高校生300円。両会場とも中学生以下無料。

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