近江町市場商店街振興組合は６日、冬の名物「近江町鍋無料大試食会」を開き、旬の味覚を集めた鍋５千食を振る舞う。５日は同市場で、各店舗の従業員と家族ら４０人が、５千人分の具材を手際よく切り、本番に備えた。

　今年で３２回目となる恒例行事に備えて従業員らは、うずたかく積み重ねられたダイコン４５キロをはじめ、五郎島金時やネギなど計４５０キロの材料の下ごしらえをした。

　近江町鍋は「フードピア金沢２０１６」（北國新聞社特別協力）の一環として行われる。上近江町通り消費者会館前で６日午前１０時に始まり、ブリの粕（かす）汁、カニ汁、めった汁の３種類が振る舞われる。