福井県勝山市で27、28の両日行われる「勝山左義長まつり」の宣伝隊が23日、福井新聞社を訪れた。実行委の勝山市観光協会副会長の桝家(ますか)次郎さんは「他に類がないお祭り。ぜひ皆さんに来てほしい」とアピールした。
まつりは27日午後1時の一番太鼓で幕開け。各区に設置された12基のやぐらの上で、三味線や笛の音に合わせ大人から子どもまでが浮かれ踊る。同協会事務局長の玉木惣一郎さんは「各やぐらによって音色が異なる。違いを楽しんでほしい」とPRした。
このほか、ことしの干支などを日用品で作った「作り物」や時代を風刺した川柳が書かれた「絵行燈(えあんどん)」なども展示する。28日午後9時にはフィナーレのどんど焼きが夜空を彩る。ことしは市内を巡る周遊バスを初めて運行する。