次々と出発するEMU3台=富山地鉄宇奈月温泉駅前広場

次々と出発するEMU3台=富山地鉄宇奈月温泉駅前広場

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温泉街の電動バス3台に 宇奈月

北日本新聞(2016年3月7日)

 黒部市の宇奈月温泉街を走る低速電動バス「EMU(エミュー)」が6日から、2台増えて3台体制となった。富山地鉄宇奈月温泉駅前広場で運行開始式が行われ、出席者らはさっそく3台のEMUに乗り込み、温泉街を巡った。

 EMUは温泉街を時速19キロで周回する電動バス。無料で乗れ、宇奈月谷用水を水源とした小水力発電の電気で走っている。2012年8月から黄色いEMUが1台運行しているが、さらに観光客の呼び込みや地域活性化を図ろうと、市の助成を受けて新たに深紅色と緑青色の2台を導入した。

 運行開始式では、でんき宇奈月プロジェクトの大橋聡司代表理事が「地域資源を生かし、世界に誇れる山岳エコリゾートとして発信し、交流人口を増やしていきたい」とあいさつ。堀内康男市長と木島信秋市議会議長、横山栄県議会議長が祝辞を述べた。

 でんき宇奈月プロジェクトは4月15日まで、3台の愛称の投票を同温泉街で受け付けている。結果は同20日に発表する予定。

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