7日の石川県内は南から暖かい空気が入り、気温が上がった。最低気温は金沢10・5度、輪島8・6度と各地で平年を7~10度上回り、4月下旬から5月上旬の暖かさとなった。
兼六園の紺屋坂では、花見用のぼんぼりの設置作業が始まった。ぼんぼりは朱塗りの木枠の中に徽軫灯(ことじとう)籠(ろう)や梅鉢紋などが描かれた。「祝北陸新幹線開業 一周年」と記されたぼんぼりも6基お目見えした。金沢市末町の「ムライ工芸」の社員が設置し、8日までに73基を取り付ける。
金沢地方気象台によると、県内は8日まで気温の高い状態が続くという。