冬の温泉街のにぎわい創出を目指して3月末まで開催中のイベント「宇奈月温泉100名月物語」で、巨大あんどんの点灯が19日、黒部市宇奈月温泉の宇奈月公園で始まった。27日まで。
「宇奈月温泉100名月物語」は宇奈月温泉の旅館やホテル、店舗を月のイメージで飾り付け、もてなすイベント。巨大あんどんは高さ約10メートル、幅と奥行きはいずれも5メートルで、日本最大級という。夜景プロデューサーで夜景観光コンベンション・ビューロー代表理事の丸々もとおさんがプロデュースした。
点灯式では、中谷延之副市長や同イベントの石田唯一実行委員長、KNT-CTホールディングスの斉藤篤史執行役員国内旅行部長らがあいさつした後、巨大あんどんの中の照明が点灯。青や黄色などの光があんどんの中を照らし、月などのイラストが浮かび上がった。点灯時間は午後6時から同9時まで。
23日には「第1回全国名月サミット」が同市宇奈月国際会館セレネで開かれる。