暖かな日差しを浴びてほころんだソメイヨシノ=23日午後1時2分、天龍村長島

暖かな日差しを浴びてほころんだソメイヨシノ=23日午後1時2分、天龍村長島

長野県 伊那路 花・紅葉

天龍から桜の便り ソメイヨシノ開花宣言

信濃毎日新聞(2016年3月24日)

 下伊那郡天龍村でソメイヨシノがほころび始め、村は23日、開花を宣言した。

 村振興課の職員が同日午後、同村長島の中部電力平岡発電所の敷地に植わるソメイヨシノ約120本のうち1本に花が6輪咲いているのを確認。ここ数日の陽気で開花が一気に進み、例年並みの開花日となったという。

 マレットゴルフを楽しむために訪れた同村平岡の安達トシ子さん(77)は、毎年開花を心待ちにしているといい、「ソメイヨシノの花は心が和んで元気になれます」と花を見上げていた。1週間ほどで見頃を迎えそうだ。

 日本気象協会(東京)が23日発表した県内の桜の開花予想によると、飯田市の天竜峡が28日、大宮通りが31日。上田市の上田城跡公園が4月2日、松本市の松本城が3日、伊那市の高遠城址(じょうし)公園と長野市が6日、諏訪市の高島公園が8日、小諸市の懐古園が10日、飯山市の飯山城址公園が13日、大町市の大町山岳博物館が14日となっている。

 同協会長野支店によると、今週末から来週にかけて気温が下がる見通しで、開花は今月16日の発表に比べて遅れ気味という。

 千曲市のアンズの開花について、同支店は23日、今月31日になると予想を発表した。

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