まちの駅に登録される一笑庵を紹介する松田社長

まちの駅に登録される一笑庵を紹介する松田社長

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魚津に初の「まちの駅」 7月「一笑庵」が登録

北日本新聞(2016年6月30日)

 黒部、魚津両市で和菓子や洋菓子を製造販売する昌栄堂(松田憲昌社長)の魚津本店「一笑庵」(魚津市友道)は7月、訪れた人に憩いの場や周辺の観光情報を提供する「まちの駅」に登録されることになった。魚津市内では初めての登録となる。

 全国まちの駅連絡協議会(東京)は、観光や地域の情報を発信する案内機能や気軽にトイレが使え休憩できる休憩機能など四つの機能を備える施設をまちの駅に登録している。県内では富山市や高岡市、黒部市などの店舗や寺がまちの駅として活動している。

 一笑庵は以前から市民との触れ合いに力を入れ、お菓子作り教室などを開いて市民と交流してきた。魚津市にまちの駅がないことや、地域から地元の魅力をPRして、魚津を活性化したいという思いから観光案内などに取り組もうと登録を目指した。

 今後は大野容子店長がまちの駅の「駅長」として、訪れた客に観光案内する。商品を買わなくてもトイレなどの利用や休憩もできる。

 悟道絢士営業企画部長は「おもてなしの一環で交流や情報提供の場をつくり市を元気にしたい。市全体にまちの駅が広がってほしい」と話した。

 松田社長は「市の観光を十分にPRするには時間がかかるだろうが、少しずつ積み重ねてやっていきたい」と決意を語った。

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