5日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、正午までの最高気温は金沢33・0度、輪島30・2度など10観測地点で真夏日となった。
金沢市の大野湊神社では、市無形民俗文化財の夏季大祭が3日間の日程で始まり、神輿(みこし)や曳山(ひきやま)の行列が港町を熱気で包んだ。
男衆に担がれて神社を出発した神輿2基は、木遣(きや)り唄の「ヤットコセー、ヨーイヤラー」の響きに乗って町を練り、出発から1時間半後、約2キロ離れた日和山仮殿に到着した。
6日は海上で安全祈願祭が営まれ、7日は神社に戻す神輿還幸(かんこう)行列が行われる。