蜃気楼の映像投影などを確認したリハーサル

蜃気楼の映像投影などを確認したリハーサル

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ナイトミュージアム楽しんで 27日、魚津漁火まつり

北日本新聞(2016年8月18日)

 魚津埋没林博物館(魚津市釈迦堂)は27日、建物に蜃気楼(しんきろう)の映像を投影するなど夜の暗さを生かした特別企画「探検ナイトミュージアム」を初めて行う。普段とは雰囲気の違う博物館を楽しんでもらい、来館者やリピーターを増やすきっかけにする。

 27日に近くの海の駅・蜃気楼で開かれる「魚津漁火(いさりび)まつり」に合わせて魚津埋没林博物館が開催する。毎年まつりと同日にイベントを行っているが、今年は来場者を増やし、今後の誘客につなげようとさまざまな初めての企画を準備した。

 三角すいの形をした博物館の建物の外壁に、蜃気楼の映像を縦横5メートル以上の大きさで映し、まつりの来場者が見られるようにする。海の駅・蜃気楼から博物館までの通路は電飾で彩る。館内では「ナイトウオーク」を実施。来館者は懐中電灯を手に暗い館内を回り、クイズに答える。

 時間は午後5時~9時。入館料は、通常の高校生以上520円を割り引き、200円とする。中学生以下は無料。

 映像投影などのリハーサルを既に行った。江田直樹館長は「魚津埋没林博物館は、地元の人でも1度行ったきりしばらく行っていないという人が多い。昨年リニューアルしたこともあり、一度足を運んでどんな所か知ってもらいたい」と話している。

 ■太鼓や踊りにぎやかに
 27日に魚津市の海の駅・蜃気楼で開かれる第7回魚津漁火まつりの実行委員会(油本忠雄委員長)は、海の駅で打ち合わせを行い、タイムスケジュールなどを決めた。

 魚津の海辺の文化を守り、夕暮れ時の風物詩だった漁火を再現して人が集う場にしようと毎年開いている。

 まつりは午後3時~9時に開催。太鼓や民謡、ダンス、せり込み蝶六踊りの輪踊りなどを繰り広げる。午後6時に開会式があり、漁火に見立てたかがり火をともす。同8時半ごろから抽選会で、その後花火を打ち上げる。北日本新聞社後援。


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