「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」は最終日の19日、黒部市宇奈月国際会館セレネでスペシャルコンサートを開いた。県内の演奏家や黒部市民らで編成した宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団・合唱団の総勢約80人が華やかなステージを披露した。
管弦楽団による「交響曲第40番」に続き、合唱団が加わり「レクイエム」を壮大に歌い上げた。音楽祭芸術監督の横島勝人さん(神奈川)が指揮、県出身の声楽家ら4人がソリストを務めた。情感豊かで息の合ったステージに会場から大きな拍手が送られた。
このほか、温泉街の各所で声楽の発表やピアノ演奏、詩の朗読などが行われ、訪れた人が名曲の魅力に浸った。
宇奈月モーツァルト音楽祭実行委員会主催、黒部市、宇奈月国際会館セレネ、北日本新聞社共催、黒部まちづくり協議会主管。