金沢市寺町５丁目の天台真盛（しんせい）宗西方寺は７日から、学問の神である菅原道真の肖像画「鏡之天神尊像」を公開する。
　「鏡天神」と通称される肖像画は、水に映った衣冠束帯姿の菅原道真が紅白梅とともに描かれ、寺の言い伝えでは、加賀藩祖前田利家が奉納したとされる。昨年、金大大学院生が調査し、１５世紀初頭以前の作とみられることが分かった。