左右の翼足を動かして水中を漂うクリオネ=24日、上越市西本町4の市立水族博物館

左右の翼足を動かして水中を漂うクリオネ=24日、上越市西本町4の市立水族博物館

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「流氷の天使」クリオネ 上越・水族博物館で常設展示

新潟日報(2017年1月26日)

 「流氷の天使」「氷の妖精」とも呼ばれている巻き貝の一種「クリオネ」が、上越市西本町4の市立水族博物館で常設展示されている。翼をばたつかせるように泳ぐかわいらしい姿が評判だ。

 水族博物館は来館者に冬らしさを感じてもらおうと毎年この時期にクリオネを展示している。ただ、飼育が難しく、ほとんどが1年以内に死んでしまうという。今冬は業者から体長1・5センチほどの10匹を購入した。

 クリオネは北極や南極の冷たい海に生息し、国内では流氷とともに北海道沿岸に姿を現す。体は透明で、ピンクの内蔵が透けて見える。翼のような左右の翼足(よくそく)を動かし、水槽の中を漂っている。

 家族3人で鑑賞していた柏崎市の女性(32)は「見た目も動きも魚と違って面白い」と話した。

 問い合わせは水族博物館、025(543)2449。

◎現施設 営業は5月14日まで

 上越市立水族博物館は、2018年開館予定の新たな水族博物館の建設工事に伴い、5月14日を最後に休館する。

 新水族博物館は直江津地区にある現施設の隣に建てられる。昨年6月に着工し、既にくい打ちや基礎の骨組み工事が完了している。今後は現施設の場所で駐車場や緑地の整備が始まるため、営業を終える。

 現施設の生物は約400種1万匹。市によると、休館中は指定管理者で、県外でも水族館を運営する横浜八景島(横浜市)が中心となり、生物を引き受ける。

 国内最多を誇るマゼランペンギンは新水族博物館に戻して展示する予定だが、現施設で見納めになる生物もいるという。

 市新水族博物館整備課は「新水族博物館でどんな生物を展示するかは検討中。(現施設の)閉館イベントも計画している」としている。

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