米山隆一知事(右)にDC開催を伝えたJR東日本新潟支社の弭間俊則支社長=23日、県庁

米山隆一知事(右)にDC開催を伝えたJR東日本新潟支社の弭間俊則支社長=23日、県庁

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JR大型観光キャンペーン 19年秋は新潟県

新潟日報(2017年3月24日)

 JR東日本新潟支社の弭間(はずま)俊則支社長は23日、県庁で米山隆一知事と面会し、JR6社などが展開する大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」の2019年10~12月の開催地に新潟県と山形県庄内エリアが選ばれたと報告した。新潟県が選ばれるのは14年以来、5年ぶり9回目となる。

◎庄内と連携 広域ルートに力

 新潟駅では18年度に新幹線と在来線が同一ホームで乗り換えできるようになる見通し。首都圏から羽越線で下越、庄内エリアへ向かう利便性が高まることから、広域観光に力を入れる。

 DC期間中は旅行商品を企画したり、イベントを開催したりして新潟県への誘客につなげるほか、前年にプレキャンペーンを行う。

 弭間支社長は「秋は新米など食の魅力が高まるベストシーズン。20年東京五輪の前年なので、インバウンド(訪日外国人客)も意識しながら地域の魅力を発信し、観光資源を磨いていきたい」と話した。

 北陸新幹線開業後初めてのDC開催に、米山知事は「上越妙高や糸魚川から佐渡や庄内などへ行くルートも考えたい」と語った。

 新潟支社によると、前回14年4~6月のDC期間中の観光入り込み客数は1855万4千人で、前年同期を4・3%上回った。

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