黄砂の影響でかすむ市街地を背にツツジを観賞する来園者=金沢市の大乗寺丘陵公園

黄砂の影響でかすむ市街地を背にツツジを観賞する来園者=金沢市の大乗寺丘陵公園

石川県 金沢市周辺 花・紅葉

かすむ街並み、鮮やかツツジ 石川県内、黄砂飛来

北國新聞(2017年5月9日)

 8日の石川県内は高気圧に覆われ、最高気温は小松23・3度、珠洲22・9度など5月下旬から6月上旬並みとなった。金沢地方気象台によると、金沢では今季初だった7日に続いて黄砂が観測された。
 金沢市の大乗寺丘陵公園では、ツツジが満開となり、赤、白、ピンクの鮮やかな花が来園者を楽しませた。園内には約1万3千株が植えられており、13日ごろまで見頃が続く。
 金沢地方気象台によると、黄砂が飛来したものの、水平方向に見通せる距離を示す「視程」は金沢で10キロ以上と生活に影響のないレベルだった。微小粒子状物質「PM2・5」は県内の全16測定局で国の環境基準値を下回った。
 県内は9日も黄砂が飛来する可能性がある。空気が乾燥しており、気象台は火の取り扱いに注意を呼び掛けている。

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