海岸の漂着物で鳥居を仕上げた深澤孝史氏の作品「神話の続き」=珠洲市笹波町

海岸の漂着物で鳥居を仕上げた深澤孝史氏の作品「神話の続き」=珠洲市笹波町

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珠洲をアートで彩る 奥能登国際芸術祭、きょう開幕

北國新聞(2017年9月3日)

 能登半島の最先端、珠洲市全域を会場にした奥能登国際芸術祭2017(北國新聞社特別協力)は3日、開幕する。11カ国・地域の39組の作家による現代アート作品を10月22日までの50日間公開する。人口減少が進む中、交流人口を増やそうと、市などで構成する実行委が準備してきた。国内外から3万人の誘客を目指す。
 「最涯(さいはて)の芸術祭」と銘打ち、出品作家は珠洲で得たイメージをもとに「失われた列島の生活」「つながる日本海」などのテーマで制作に取り組み、住民やサポーターが協力した。開催期間は秋祭りの季節と重なり、観光客には奥能登伝統の「ヨバレ料理」を通じて、食文化の豊かさにも触れてもらう。
 市民有志や大学関係者による「奥能登里山里海芸術祭」構想を母体に2013年から開催準備が始まった。地域の魅力を見直し、定住につなげる狙いがあり、実行委は3年半で4億円を投じた。3年に1度の継続開催を図り、越後妻有(つまり)(新潟県)、瀬戸内(香川県)と並ぶ「日本三大芸術祭」に育てることを目指す。泉谷満寿裕珠洲市長が実行委員長、アートディレクターの北川フラム氏が総合ディレクターを務める。

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