水の駅・ビュー福島潟のエントランスに自然文化祭企画の一環で飾られた「幸せの黄色いハンカチ」。23日は建物の外にも展示する=18日、新潟市北区

水の駅・ビュー福島潟のエントランスに自然文化祭企画の一環で飾られた「幸せの黄色いハンカチ」。23日は建物の外にも展示する=18日、新潟市北区

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23日福島潟自然文化祭 雁迎灯 ロウソク最多1万5千本

新潟日報(2017年9月20日)

 新潟市北区前新田の福島潟で23日、今年も「福島潟自然文化祭」が開かれる。20回目を迎え、福島潟が公園として整備され20年の節目でもあるため、目玉のロウソクアートは過去最大規模で準備する。メッセージ付きのハンカチを飾る「幸せの黄色いハンカチ」や、菓子などをまく「大だんごまき」など多彩な企画がめじろ押しだ。

 福島潟は1997年10月に観光施設「水の駅・ビュー福島潟」やプールなどを整備して「水の公園 福島潟」としてグランドオープンした。自然文化祭も同年から福島潟の自然や文化をPRし、地域活性化を目的に毎年開かれてきた。

 潟で越冬する国の天然記念物オオヒシクイをかたどったロウソクアートの「雁迎灯(かんげいび)」が呼び物で、今年は過去最大の1万5千本のロウソクを潟周辺に並べる。

 ほかに20回記念の目玉として、ビュー福島潟や周辺にメッセージを書き込んだ黄色いハンカチを飾る。また、福島潟の堤防から菓子などをばらまく「大だんごまき」を午前と午後の計2回行う予定だ。

 北区出身の大相撲幕内力士豊山関を応援しようと、にいがた北青年会議所が企画したご当地ちゃんこ鍋のお披露目会もある(1杯200円の協力金が必要)。

 中学生による「潟総おどり」や「雁晴れコンサート」、草木染めや潟舟に乗る体験などを体験できる「潟の楽校(がっこう)」など、自然を満喫できるイベントなども開かれる。

 各種イベントは午前10時から午後8時半まで随時開催。雁迎灯の点灯式は午後5時から。式ではビュー福島潟前名誉館長の加藤登紀子さんが作った「水鏡」を参加者全員で歌う。当日の飛び入りを歓迎している。

 福島潟の20年を振り返る企画展「水の公園 福島潟 この20年」をビュー福島潟で現在開催中。歴代の名誉館長のサインや市民活動の歴史を展示している。23日は入館無料で観覧できる。

 問い合わせは北区地域課内の実行委員会、025(387)1195まで。

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