稲穂を収穫する刈乙女=金沢市末町

稲穂を収穫する刈乙女=金沢市末町

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新嘗祭へ感謝の収穫 金沢の献穀田、中学生が刈乙女役

北國新聞(2017年9月24日)

 宮中で営まれる新嘗祭(にいなめさい)で用いる米を栽培する「献(けん)穀(こく)田(でん)」の御抜穂式(おんぬきほしき)は「秋分の日」の23日、金沢市末町の農業村上成行さん(60)の水田で営まれ、刈乙女(かりめ)役を務めた同市犀生中3年生5人が、実りに感謝しながら黄金色の稲穂を収穫した。
 金沢市内からの献穀は9年ぶりで、村上さんは金沢で戦後8人目の献穀者となる。紺の絣(かすり)に赤いたすき姿の刈乙女は献穀田に入り、古式にのっとって丁寧に穂を抜き取った。
 新米のうち約5合が10月下旬に皇居に献納され、11月23日の新嘗祭で使用される。村上さんは「立派な稲穂がたくさん実った。献納まで気を引き締めて準備を進めたい」と語った。石川県内では、29日に羽咋市の水田でも御抜穂式が営まれる。
 23日の県内は、薄曇りまたは曇りで、最高気温は金沢26・9度、輪島26・7度など全11観測地点で夏日となった。

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