彩り鮮やかに仕上げるちんころ作り=上越市吉川区原之町

彩り鮮やかに仕上げるちんころ作り=上越市吉川区原之町

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ちんころ作り丹精込め 上越・吉川の菓子店で最盛期

新潟日報(2018年1月18日)

 上越市吉川区原之町の小浜屋菓子店で、細工菓子のちんころ作りが最盛期を迎えている。常連客らが、今年のえとの犬のほか、鳥やウサギなどを模したかわいらしい縁起物を買い求めている。

 ちんころは、しんこ細工の縁起菓子。4代目店主の中村崇さん(57)によると、かつては小正月に家庭でも豊作や安産を願い作られていた。室内で飾り、乾燥してひびが多く入ると豊作になると伝わる。

 中村さんは年明け、家族3人でちんころを作り始めた。米粉にお湯を入れて練り、食紅で赤や黄など色付けした後、米粉の塊を丸めたり、延ばしたりして形を整える。大きさは3センチほどで、顔や足がぶち模様の犬や鉢巻き姿のタコ、さるぼぼなどを丹精込めて仕上げている。約30年間作っている中村さんは「手作りなので一つ一つ表情も違う。かわいらしく感じてもらえれば」と語る。

 毎年購入している上越市頸城区西福島、無職男性(79)は「ちんころを見ていると落ち着きます。テレビの上に飾りたい」と話した。

 1パック6個入り、税込み千円。店頭販売は1月末まで、予約があれば2月末まで販売する。問い合わせは小浜屋菓子店、025(548)2020。

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