26日の石川県内は冬型の気圧配置が続き、厳しく冷え込んだ。最高気温は、輪島市三井氷点下3・6度、白山市河内同1・6度など、全11観測地点のうち7地点で0度未満の真冬日となった。金沢の最高気温は0・5度だった。
金沢地方気象台によると、北陸地方の上空5千メートル付近に、氷点下30度以下の寒気が流れ込み、前日に続いて気温が低くなった。輪島市美谷町の輪島クリーンセンター近くにある滝では、流れ落ちる水が凍って長さ約3メートルのつららを作り、厳しい寒さを伝えた。
26日午後9時現在の積雪は白山市河内76センチ、加賀市菅谷65センチ、珠洲31センチ、七尾22センチ、輪島21センチ、金沢13センチだった。金沢地方気象台は、強い冬型の気圧配置が27日にかけて続くとして、路面の凍結などへの注意を呼び掛けている。