鏡餅を取り付けた鍬で田起こしやあぜ塗りを再現する祭主=輪島市門前町鬼屋

鏡餅を取り付けた鍬で田起こしやあぜ塗りを再現する祭主=輪島市門前町鬼屋

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輪島で豊作祈りぞんべら祭り 鏡餅で田起こし

北國新聞(2018年2月7日)

 県無形民俗文化財の田遊び神事「ぞんべら祭り」は6日、輪島市門前町鬼屋の鬼屋神明宮で行われ、氏子が拝殿の一角を田に見立てて田起こしから田植えまでの農作業を演じ、豊作と地域の繁栄を祈った。
 中田玄丈(げんじょう)さん(70)が祭主を務め、直径40センチの鏡餅を棒の先に刺した「鍬(くわ)」を振りかざし、参詣者の頭や膝を畝に見立てて、ならす所作を見せた。続いて勘田調好(みつよし)さん(69)が農耕の牛に振り回される様子を面白おかしく演じ、氏子の笑いを誘った。
 宮川三枝さん(64)、菅原智栄(ちえ)さん(33)、芽衣(めい)ちゃん(5)の親子3代を含む5人が早乙女役となり、苗代わりの松葉で田植えを行い、木の枝で床を打ち鳴らした。最後は参詣者全員で「いつより世よし」と3回唱えた。
 祭りは約700年前、總持寺の興隆期に都の法師が伝えたとされる。門前東小3年の12人が社会科の授業として見学した。

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