イタリアの客船「コスタ・ネオロマンチカ」(約5万7千トン)が9日、金沢港に寄港し、今年金沢に入ったクルーズ船で最多となる乗客約1500人が金沢の観光を満喫した。
船は8日に韓国・釜山を出発し、9日午後3時ごろ金沢港に到着した。乗客はミス加賀友禅や加賀友禅大使の出迎えを受けた後、バスで兼六園などの観光に向かった。船は同日夜に金沢を出発し、舞鶴や博多を経て12日に釜山に戻る。
県によると、金沢港に今年入るクルーズ船は45本と過去最多だった前年の55本を下回るが、大型船はゼロから7本に増えるため、乗客数は前年とほぼ同数の4万人を維持する。