トリケラトプスをモチーフにした電動の「ガオガオトレイン」=4月14日、福井県勝山市村岡町寺尾のガオガオひろば

トリケラトプスをモチーフにした電動の「ガオガオトレイン」=4月14日、福井県勝山市村岡町寺尾のガオガオひろば

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恐竜"増殖"迫力アップ ロボ10体追加 電車も登場

福井新聞(2018年4月15日)

 福井県勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)にある屋外アミューズメント施設「かつやまディノパーク」が4月14日、リニューアルオープンした。実物大の恐竜ロボットは新たに5種類10体が仲間入り。来場者は迫力を増した森の中を探検し、恐竜の世界を楽しんでいた。

 新たに加わったのは、草食のティタノサウルス(全長12メートル)とイグアノドン(同9メートル)、肉食ユタラプトル(同8メートル)の3種類5体。そのほかプテラノドン、オルニトミムスの数も増やし、全部で43体となった。

 森に足を踏み入れると、ティタノサウルスが長い首を伸ばしてお出迎え。さらに進むと、ユタラプトルが、ぐったりと横たわるイグアノドンの首筋に鋭い牙を食い込ませている。上空を見上げるとプテラノドンが巨大な翼を広げ、奇妙な鳴き声を響かせる。

 この日招かれた中央保育園(同市栄町2丁目)の園児は、小柄な恐竜に「おめ目がまん丸でかわいいね」とお気に入りの様子。ユタラプトルが獲物に食いつく場面では「リアルすぎて怖い」「血が出てるよ」などと後ずさりしていた。

 昨年オープンしたパーク内の「ガオガオひろば」には、トリケラトプスをモチーフにしたミニ電車(10人乗り)が新登場。ゆりかごのように揺れる恐竜の乗り物も加わった。

 パークを運営するNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」の辻尊志理事長は「リニューアルで雰囲気ががらりと変わった。子どもからお年寄りまで、多くの人に楽しく遊んでもらいたい」と話していた。

 営業は午前9時~午後5時。休業日は第2、4水曜日、3歳以上は入場料600円が必要。ひろばは休日のみの営業で、乗り物ごとに料金がかかる。11月中旬まで。巨大昆虫ロボットを巡る冒険ツアーは21日から再開する。

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