早乙女の衣装を着て苗を植える児童

早乙女の衣装を着て苗を植える児童

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早乙女姿で児童ら苗植え 射水・十社大神の献穀田

北日本新聞(2018年5月8日)

 射水市三ケ(小杉)の十社大神(じゅっしゃおおかみ)のお田植え祭りが6日、参道わきの献穀田で行われ、早乙女姿の地元小学生らが苗を植えた。

 十社大神は三重県伊勢市の伊勢神宮の分社。伝統的な米作りを通して、子どもたちに命の大切さや食べ物のありがたさを感じてもらおうと地元のファーム三ケ北部や三ケ地域振興会、水管理を行う三ケ土木が協力して昨年から始めた。神宮で作られた「イセヒカリ」の種もみを使い、育苗した。

 宮城澄男宮司が神事を行い、住民や農業関係者が玉串をささげた。太閤山小学校5年の米正静空(しずか)さん、秋田花漣(かれん)さん、多造歩さんと4年の楓原(かえではら)世依菜さんが早乙女衣装で参加。小杉小学校児童も加わり、130平方メートルの田んぼに手で丁寧に苗を植えた。

 9月30日の抜穂祭(ぬいぼさい)で米を収穫し、10月に神宮に奉納する。

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