神楽坂通りを練り歩く「登城行列」=2018年11月、東京都新宿区

神楽坂通りを練り歩く「登城行列」=2018年11月、東京都新宿区

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神楽坂一帯が福井色に 11月23、24日まつり

福井新聞(2019年11月19日)

 福井県の特産品と観光情報を発信するイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」(県、若狭湾観光連盟主催、福井新聞社共催)が11月23、24の両日、東京都新宿区の神楽坂通り一帯で開かれる。2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向けたPRブースを設置するほか、福井の食、おおい町の県無形民俗文化財「下村の獅子舞」を初披露し、福井の誇りをアピールする。

 神楽坂は、江戸時代に大老職を務めた小浜藩主酒井忠勝が屋敷を構えた場所で、神楽坂通りから江戸城に登城したという。この縁で地元商店街などの協力を得て毎年イベントを開いており、今年12回目。

 「下村の獅子舞」は江戸中期に伊勢から伝わったとされる。今回はちょっかいを出す天狗(てんぐ)と、怒り出す獅子のコミカルな舞。おおい町の保存会メンバーが、23日午前11時20分と午後3時の2回披露する。恒例の登城行列は同日正午にスタートする。

 新幹線PRブースには車両模型や運行ルートを紹介したパネルを並べるほか、県内観光地のポスターを掲示する。「恐竜王国福井」をPRするため、トリケラトプスの頭骨化石を実物展示する。

 メイン会場の赤城神社では、越前がに、地酒、水ようかんといった特産品を販売。沿道の9店舗でソースカツ丼、へしこパスタなど福井の味が500円で楽しめる。

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