マイセンの磁器の歴史を紹介する収蔵品展=新潟市西区

マイセンの磁器の歴史を紹介する収蔵品展=新潟市西区

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優美な磁器を味わう 雪梁舎美術館でマイセン展 新潟市

新潟日報(2020年3月18日)

 色鮮やかな磁器を集めた収蔵品展「マイセン展-マイセンの芸術家-」が、新潟市西区山田の雪梁舎美術館で開かれている。人や動物などを緻密に表現した作品110点が展示され、優美な欧州宮廷文化や現代に引き継がれる技術を鑑賞できる。

 「マイセン」は、ヨーロッパ最古の磁器工場があるドイツの地方都市で、産地名がブランド名となっている。300年以上の歴史を誇り、高級洋食器が有名で世界各国にファンがいる。

 会場には、1730年代から1990年代に原型が作られた磁器が並ぶ。宮廷衣装をまとった羊飼いや庭師、ギリシャ神話をモチーフにしたもの、きらびやかなつぼなどが展示され、精巧な絵柄や形が目を引きつける。

 同館の学芸員加藤千恵子さん(45)は「作品から伝わる時代ごとの嗜好(しこう)の違いを見てほしい」とPRした。

 4月12日まで(月曜休館)。一般500円、中学生以下は無料。

 問い合わせは雪梁舎美術館、025(377)1888。

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