金沢のひがし、にし、主計町(かずえまち)の三茶屋街の芸妓(げいこ)が総出演し、金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホールで開催中の第18回金沢おどり(同実行委員会、一般財団法人県芸術文化協会、北國新聞社主催)は2日目の24日も、愛好者らが花街の芸を堪能した。
素囃子(すばやし)「俄獅子(にわかじし)」で幕を開け、大和楽でつづる舞踊絵巻「艶姿加賀賑(あですがたかがのにぎわい)」の全9景が繰り広げられた。ひがし芸妓は、大和楽の名曲「あやめ」をしっとりと舞い、絵のような情景の中に女性の哀愁を描いた。
26日まで。各日午後1時と同4時に開演する。