大型連休中の福井県敦賀の夜を熱くする「敦賀ナイトマーケット」が5月4日午後4時から同10時まで、敦賀市神楽町1丁目の国道8号気比神宮交差点付近の歩行空間で開かれる。飲食や古着、子供服、アクセサリーなど20店以上が軒を連ね、音楽やダンスも楽しめる催しとする計画。実行委では「ゴールデンウイークの敦賀を盛り上げたい」と意気込んでいる。
同市中心市街地などでは会場となる歩行空間をはじめ、イベントができる広場の整備が進む。一方で「20代の若者が楽しめるイベントが少ない」と実行委が企画した。実行委によるとナイトマーケットの開催は初めて。
写真共有アプリ「インスタグラム」に「敦賀ナイトマーケット」のアカウントを開設し、イベント告知や出店者を募集。市内外から多様なジャンルの出店希望が集まっている。
飲食関連ではクラフトビールやソーセージ、焼き鳥、タピオカドリンクなどのスイーツが楽しめる。地元の鮮魚や生きイカを扱う漁師も出店。子供服や女性ファッション、古着、アクセサリーの店も会場を彩る。バルーンアーティストによる子どもへの風船プレゼントもある。
会場を盛り上げる音楽は、県内で活躍するラッパーたちによるプレイリストで流す。チャート上位に並ぶなじみの曲から、ヒップホップの知る人ぞ知る"かっこいい曲"までを網羅する予定だ。
実行委員の北尾さんは「まちに人が出てきて、年代関係なくみんなで楽しめる場所を提供できたら」と話す。同じく実行委員の桒名さんは「コロナでやりたいことができていなかっただけに、来る人も主催者も楽しめるイベントにしたい」とし「毎年の恒例行事になれば」と夢を描いている。
出店者などの情報はインスタグラム「敦賀ナイトマーケット」で随時配信している。