北佐久郡軽井沢町の観光名所「白糸の滝」近くで、氷柱に発光ダイオード(LED)を埋め込んだ「軽井沢氷柱白糸イルミネーション」が幻想的な光を放っている。滝の近くを通る有料道路「白糸ハイランドウェイ」を経営する同名の会社が実施。3月15日まで毎週金、土、日曜日の午後4〜7時に点灯する。
今季で4回目。白糸の滝をイメージしており、高さ約5メートル、幅約50メートルある。昨年12月上旬から、網や木の枝で骨組みを造り、白糸の滝の水を吹き付けて「育てた」氷柱には、青と白のLEDが埋め込まれている。赤のハート形も加えた。
同社総務部長の藤原正浩さん(45)は「氷柱は気温などによって違った表情を見せる。その日その日で楽しんでほしい」。千曲市から写真を撮りに訪れた会社員山田和幸さん(47)は「氷の中に光が埋まっていてきれい。また来たい」と話した。