協力してこいのぼりをロープに取り付ける住民

協力してこいのぼりをロープに取り付ける住民

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こいのぼり70本優雅に 利賀・百瀬川で掲揚

北日本新聞(2015年4月27日)

 南砺市利賀地域の上百瀬地区(南田哲幸区長)の住民が26日、地元の百瀬川に渡したロープにこいのぼりや吹き流し約70本を掲げた。集客拠点だった地元のスキー場が2年前に廃止されたことを受け、ゴールデンウイーク期間中ににぎわいを創出しようと昨年に続いて実施。今後も継続し、利賀の初夏を彩るイベントとして定着を目指す。

 各家庭で使わなくなったこいのぼりなどを用意。子どもからお年寄りまで約40人が協力し、約140メートルのロープに取り付けた。両岸の木の間に張ったワイヤを利用しロープを渡すと、色とりどりのこいのぼりが残雪と新緑が混在する山々を背景に、川風を受け優雅になびいた。

 上百瀬地区では、集客の核だったスノーバレー利賀スキー場が2012年度末で廃止された。近くの温泉宿泊施設「天竺(てんじく)温泉の郷(さと)」の13、14年度の利用客が、12年度に比べともに約1割減るなど、同地区を訪れる人は減少しているという。

 危機感を抱いた住民が新たなイベントを仕掛け集客しようと、昨年のゴールデンウイーク前に初めて百瀬川にこいのぼりを掲げた。

 掲揚は5月5日まで。利賀地域でTOGA天空トレイルラン(北日本新聞社共催)が開かれる5月23日も掲げ、出場者を歓迎する。

 南田区長は「住民みんなで地域を盛り上げようという雰囲気ができてきた。こいのぼりの観賞を通し多くの人に利賀の自然を満喫してほしい」と話している。

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