軽井沢プリンスホテル(北佐久郡軽井沢町)は3日、同ホテルイーストのコテージ27棟と、同ホテルウエストの宴会場「千曲」をリニューアルすると発表した。北陸新幹線(長野経由)金沢延伸開業などによるファミリー層の利用増や、結婚式、会議などの需要増を見込んで施設を充実させる。
同社によると、軽井沢プリンスホテル宿泊者のうちファミリー層の利用は3割余。イーストにある4人用コテージ92棟のうち27棟の外壁を赤や黄に塗り替え、内装も新しくする。27棟のうち6棟には室内に子ども向けの遊具を設置。7月17日のオープンを予定している。
一方、最大利用人数400人の宴会場「千曲」は、結婚式や会議、学会などの需要に応えるため、天井や壁紙、じゅうたんを一新し、隣接するテラスにウッドデッキを新設する。12月19日のオープン予定だ。
ホテルやゴルフ場、ショッピングプラザなどがある一帯のプリンスグランドリゾート軽井沢では、新幹線延伸や2020年の東京五輪・パラリンピックの開催決定などを受けて14年度から順次、施設の更新を進めている。