第63回庄川観光祭が6日、砺波市庄川地域の中心部で開幕し、大小さまざまな夜高行燈(あんどん)26基が練り回された。大行燈をぶつけ合う「あわせ」も行われ、会場は熱気であふれた。7日まで。
庄川町夜高保存会の夜高行燈コンクール(北日本新聞社後援)が庄川生涯学習センター前であり、高さ5メートルの大行燈9基が勢ぞろい。飾りの華やかを競い、伝統の夜高節を歌い上げて若衆の団結力をアピールした。ことし27年ぶりに復活した京坂若連中の大行燈に特別賞が贈られた。
審査後に「あわせ」が始まり、各町内の若衆が「ヨイヤサ」の掛け声とともに大行燈を勢い良くぶつけ合った。7日も行燈の街練りとあわせがある。