３連休最終日で「海の日」の２０日、県内は朝から青空が広がり、氷見市の島尾海水浴場や富山市の岩瀬浜では涼を求める家族連れや若者グループでにぎわった。暑さも厳しくなり、最高気温は氷見３４・２度、秋ケ島（富山空港）３５・３度、高岡（伏木）３１・２度を記録。島尾海水浴場では浜辺にカラフルなビーチパラソルやテントが並び、水上バイクやボートで遊ぶ若者らの姿が見られた。

　神奈川県相模原市の森のぞみさん（３５）は、３連休に山梨県富士吉田市の妹家族と計８人で北陸を訪れ、最終日に島尾海水浴場へ。「最後にすっきりと晴れた富山湾が見られ、いい思い出になった」と話し、波打ち際で遊ぶ子どもたちと写真撮影を楽しんでいた。

　富山市高屋敷の浦田倫美さん（３７）は、子ども２人を連れて島尾海水浴場を訪れ「能登半島まで続く富山湾がきれい」と景色を満喫。長男の匠君（１０）と弟の剛君（７）は波打ち際で貝殻集めに夢中になっていた。