チラシや笠を手に前夜祭への来場を呼び掛ける越中五箇山麦屋節保存会員たち=南砺市下梨

チラシや笠を手に前夜祭への来場を呼び掛ける越中五箇山麦屋節保存会員たち=南砺市下梨

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麦Ya!踊ろう 22日、五箇山麦屋まつり前夜祭

北日本新聞(2015年9月21日)

 23、24の両日に五箇山麦屋まつり(北日本新聞社共催)が開かれる南砺市下梨(平)の地主神社で、越中五箇山麦屋節保存会と住民の若手が22日夜、前夜祭「麦Ya!」を開く。マジックショーやコンサートでムードを盛り上げ、最後は麦屋節の輪踊りを楽しむ。企画する若者たちは「住民イベントだが地元以外の人も大歓迎。一緒にわくわくした気持ちで本祭りを迎えよう」と来場を呼び掛ける。

 前夜祭は午後6時半から夜店が出て開幕。同7時半からマジシャンのコンプレッサーさん(高岡)、同8時からアカペラグループ「ひだまり」(金沢)のステージがある。盛り上がったところで振る舞い餅つき、輪踊りと続く。

 下梨は麦屋節発祥の地で、麦屋まつりといえば来場者に洗練した美しい舞台演舞を披露する場というイメージが強い。出演する保存会員たちは舞台本番での緊張感が高い分、前夜祭では肩肘を張らず、和気あいあいと唄や踊りを楽しみたいと思っている。

 企画した保存会員、高田哲親さんは「北陸新幹線が開業したことしはシルバーウイークでもあり、祭り前日から訪れる人が多いと思う。ぜひ、前夜祭にも足を運んで舞台演舞とは違う麦屋節の魅力に触れてほしい」と話す。

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