中田かかし祭で販売する(左から)みょうが寿し、クッキー、ジェラートをPRするメンバー

中田かかし祭で販売する(左から)みょうが寿し、クッキー、ジェラートをPRするメンバー

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地産スイーツいかが 高岡・中田もえぎの会

北日本新聞(2015年9月21日)

 高岡市中田地区のボランティアグループ「中田もえぎの会」(河合博子会長)は、果肉の赤いメロンを使ったジェラートと、冬の寒さで甘みが増したニンジンを練り込んだクッキーの2種類を開発した。どちらも地元食材を活用し、地産地消にこだわった逸品だ。21~23日に同地区で開かれる「第32回中田かかし祭」(北日本新聞社共催)で販売する。

 メロンの品種はマルセイユ。中田地区の農事組合法人「ファーム貞杉」が栽培しており、出荷されることのない規格外品を有効利用しようと、もえぎの会が知恵を絞った。加工は高岡市戸出町の「戸出ジェラート」に依頼し、粒状の果肉を残して、本来の甘みと食感を味わえる商品に仕上げた。

 ニンジンは県が地場産品としてPRする「とやまのカンカン野菜」の一種。すり下ろしたものを、県産米粉、小麦粉、バターなどで作った生地に混ぜて焼き上げた。

 メンバー6人が11日に市中田コミュニティセンターで試食会を開いた。ジェラートは「高級感がある」、クッキーは「しっとりとした食感」と感想を言い合った。

 かかし祭では、毎年人気のみょうが寿し(5個入り400円)と共に、ジェラート(1個300円)、クッキー(5個入り100円)を販売する。河合会長は「多くの人に食べてもらい、食の魅力で中田を盛り上げたい」と話した。 

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