北さん(左)の案内で菅沼集落を視察する研修参加者

北さん(左)の案内で菅沼集落を視察する研修参加者

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五箇山で観光と保全の両立学ぶ 中南米などの担当者

北日本新聞(2015年10月14日)

 「持続可能な観光開発」をテーマに日本で研修するアフリカや中南米など11カ国の観光行政担当者13人が13日、南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落を訪れ、伝統的な暮らしや景観の保全と観光を両立させる取り組みについて学んだ。

 13人は国際協力機構(JICA)の研修事業で来日。9月28日から11月2日まで東京、富山、京都などで講義の受講と視察を行い、母国の観光振興策に役立てる。五箇山の研修は富山国際大の佐藤悦夫教授がプログラムを組んだ。

 菅沼集落は住民の北博通さんが案内した。北さんは合掌造りの構造や屋根に使う茅(かや)を確保することの苦労を語った。住民の駐車場を地下に設けるなど、景観を守るための工夫も紹介した。チュニジア観光庁のベラシーノ・モハメッド・モエズさん(38)は「暮らしながら世界遺産を守るコンセプトがしっかりあり、実際に住民の配慮でよく保存されていることに感銘を受けた。母国にも7カ所の世界遺産がある。地域を巻き込んだ取り組みをしたい」と話した。

 一行は相倉合掌造り集落(平)の民宿に泊まり、14日は五箇山和紙の里などを巡る。

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