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軽井沢、北陸の観光客増 今夏の「動向調査」町が結果まとめ

信濃毎日新聞(2015年10月17日)

 軽井沢町は、今夏の「観光客動向調査」の結果をまとめた。来町者の交通手段は北陸新幹線(長野経由)が最も多く、居住地は富山県や石川県が前年比増。町は3月の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸の効果もあったとみており、「北陸地方での誘客活動を継続していきたい」(観光経済課)としている。

 調査は例年、8月の第1日曜日に旧軽井沢の軽井沢観光会館周辺や軽井沢駅周辺など4カ所でヒアリングを実施。今年は8月2日に町の委託業者が計1002人に聞き取りした。

 交通手段は、北陸新幹線が41・9%(前年比0・1ポイント減)で、高速道路41・6%(同0・6ポイント増)より多かった。

 来町者の居住地は、東京都が25・0%(前年比14・7ポイント減)で最も多く、長野県内22・8%(同13・0ポイント増)、埼玉県12・3%(同3・2ポイント減)と続いた。北陸地方では、富山県2・5%(同2・1ポイント増)、石川県1・9%(同1・8ポイント増)でいずれも前年を上回った。町観光経済課は「町内の宿泊施設の一部では、北陸からの客が増えたとの声が聞かれる」としている。

 また、来町の目的は、観光旅行76・8%、仕事16・5%、別荘滞在6・7%だった。

 一方、交通量調査や別荘入り込み調査などから町が推計した今年7〜8月の夏の観光客数は延べ372万8千人で、過去5年間(2010〜14年)の平均と比べると、4・3%増えた。

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