佐久商工会議所(佐久市)は今月の週末ごとに、北陸地方の「道の駅」に出向いて、佐久市の物産販売や観光PRをする。新たな販路や観光誘客の拡大が目的で初めて企画した。アンケートも合わせて行い、北陸地方の人たちの観光動向や、食べ物の好みを調査する方針だ。
17日は石川県津幡町の「倶利伽羅(くりから) 源平の郷」で、18日は同県内灘町の「内灘サンセットパーク」で販売、PR。24日は富山県高岡市の「万葉の里 高岡」を、25日は同県黒部市の「道の駅 うなづき」を訪れる。佐久市内の酒蔵の日本酒やコイの甘露煮、そば、リンゴなどを販売する。
アンケートは、佐久市の知名度や特色、特産などについて聞く。担当の磯貝智哉さん(35)は「まずは佐久市が北陸の人たちにとって、どういう場所なのかを把握するところから始めたい」と説明。結果を受けて、次回以降のPRに生かしていく。