新作の「表出-鉄の様相-」などが並ぶ中村滝雄展=松村外次郎記念庄川美術館

新作の「表出-鉄の様相-」などが並ぶ中村滝雄展=松村外次郎記念庄川美術館

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鉄の表情を追求 庄川美術館で中村滝雄展

北日本新聞(2015年11月1日)

 中村滝雄展-表出・鉄の形態-は31日、砺波市庄川町金屋の松村外次郎記念庄川美術館で始まり、鉄の持つ表情を追求する立体造形作家の中村さん(63)=砺波市庄川町三谷=の近作を中心に17点が並ぶ。11月29日まで。同美術館、北日本新聞社主催。

 中村さんは鉄のありさまを引き出す作品を創作して約40年。「表出-ノイズより-」はワイヤを溶接した熱で膨張収縮した鉄の表情と、安定した鉄の表情を対比した。新作の「表出-鉄の様相-」は鉄の棒に熱を加えてたたいて表れた表情に焦点を当てた。長さ約4メートルの鉄の棒10本を配した大作で、会場に何度も足を運び、空間を生かした作品として構想した。

 鉄の丸棒を溶断して中をくり抜いた「Torch-Cutting」や東京芸大在学中に制作した人体を表現したトルソ「碑」も並ぶ。中村さんは「鉄がこういう形になるとこんな表情を見せてくれるという部分を見てほしい」と話した。

 8日には展示室でコンサートとギャラリートーク、22日にはワイヤを使って自画像を制作するワークショップを行う。

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