JCI世界会議金沢大会の会場に飾る田楽行燈をトラックに積み込むメンバー

JCI世界会議金沢大会の会場に飾る田楽行燈をトラックに積み込むメンバー

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夜高祭り世界へ発信 「となみ野夜高四地区会」若連中

北日本新聞(2015年11月3日)

 砺波地方の夜高祭りの若連中でつくる「となみ野夜高四地区会」などは3日、金沢市で始まる国際青年会議所(JCI)のJCI世界会議金沢大会の会場に田楽行燈(あんどん)を飾る。絵付けの体験会も開き、世界各地から訪れた参加者に祭りの魅力を伝える。

 砺波地方では5~6月にかけ福野(南砺)、津沢(小矢部)、庄川(砺波)、出町(砺波)で夜高祭りが行われる。夜高四地区会は地域の垣根を越え、祭りの知名度アップの活動をしている。青年会議所(JC)会員もいることから金沢JCに働き掛け、となみ、小矢部両JCの活動として田楽行燈を展示することになった。

 田楽行燈を飾る世界会議金沢大会には世界各地から若手経済人約1万人が集まるという。ウエルカムナイトが開かれる石川県産業展示館4号館の正面に、田楽行燈(縦1・8メートル、横95センチ、奥行き50センチ)を12個設置。夜高祭りの起源などを英語で説明したパネルも飾る。

 夜高四地区会の宮窪大作会長(41)=砺波市庄川町金屋=らメンバー8人は2日、津沢地区で田楽行燈をトラックに積んだ。3日に会場に運ぶ。宮窪会長は「富山県や砺波地方が誇る夜高祭りを世界に発信したい」と話している。

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