福井県敦賀市金ケ崎町の観光施設「敦賀赤レンガ倉庫」ジオラマ館の入館者数が8日、2万人に達し、三重県の女性に記念品が贈られた。
2万人目になったのは同県東員町の主婦、粕谷美佐さん(45)。中学時代の同級生5人と一緒に、カニを食べる日帰りバスツアーで敦賀を訪れた。
施設の女性職員から記念の花束やオリジナル焼きショコラ、ペア入場券を受け取った粕谷さんは「2万人目と聞いてびっくり。ジオラマが精巧ですごく大きい。子どもたちを連れてまた来たい」と話していた。
敦賀赤レンガ倉庫は今年10月14日に開館。明治後期から昭和初期の国際都市敦賀の街並みを再現した巨大鉄道ジオラマがあるほか、地元食材などを使った飲食店3店舗が営業している。
施設の管理会社によると、ジオラマ館は平日300〜400人、土日曜は1千人以上の入館者があり、当初予想を大きく上回っている。市民に加え、中京・関西からのバスツアーなどの人気を博しているという。