富山市大山地域の立山山麓スキー場を運営する大山観光開発は12日、同市原(大山)の同スキー場極楽坂エリアで12月12日のオープンに向け、リフトの取り付け作業を行った。
同エリアと、らいちょうバレーエリアに計9カ所あるリフトのうち、4人乗りの「第1クワッド」を整備した。作業員9人が、約7メートル間隔でワイヤにいすと支柱が付いた搬器(はんき)を82個取り付けた。今月末までに全リフトの作業を終え、重りを載せた試験を行う。
同社は昨シーズンより約7千人多い18万人の来場を見込む。石田貞雄営業部長は「北陸新幹線の開業効果で多くの人に来場してもらいたい」と話している。