チューリップ形のアクリルたわしをアピールする福祉作業所油田の利用者

チューリップ形のアクリルたわしをアピールする福祉作業所油田の利用者

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来春、台湾からの観光客に手作り記念品 砺波

北日本新聞(2015年12月3日)

 砺波市中村のチューリップ四季彩館は、来年3月10日のリニューアルオープンの記念品として、台湾からの観光客に福祉作業所油田が作ったチューリップ形のエコたわしを贈る。2日、作業所の利用者が同館を訪れて現地旅行会社にPRする写真を撮影した。

 砺波市は台湾からの誘客に力を入れている。夏野市長が10月に台湾を訪れ、旅行代理店に試作品を提案したところ、エコたわしの人気が高かったため記念品に決めた。

 台湾観光客が好きな赤やピンク、黄色のアクリル毛糸を使い、福祉作業所油田のボランティアスタッフが編んだ。利用者は袋詰めなどを担当し、400個を用意した。台湾公用語の繁体字中国文で使い方や作業所が製作したことを伝える紙を同封した。3月末までに訪れた人に渡す。

 同館はチューリップフェアのキャンペーングッズなどへのシール貼りや封筒詰めなどを発注していく。福祉作業所油田は「利用者の仕事の幅が広がる」としている。

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