県内一の歓楽街、富山市桜木町を盛り上げようと、飲食店経営者らでつくる富山市社交飲食生活衛生同業組合（山崎千枝子支部長）は、周辺の６９店舗を紹介した無料ガイドマップを作成した。書き入れ時となる忘年会シーズンや北陸新幹線開業に伴い、利用客の増加につなげる。

　ガイドマップは全８ページ。市内中心部に加え、ＪＲ富山駅前の一部店舗も紹介した。

　バーやスナック、居酒屋、ナイトクラブなどを一堂に掲載し、「おわら風の盆の踊りが見られます」「富山一のシャンデリア」などと店の特色をアピール。協賛店でサービスを受けられるクーポンや公共交通機関の時刻表も付け、利便性を高めた。

　北陸新幹線開業に合わせて作成し、忘年会シーズンを前に配布を強化する。今後、ホテルや旅館、飲食店、旅行会社などに計１万部配り、大勢の人に足を運んでもらう。県社交飲食生活衛生同業組合の上井一郎理事長は「まちの魅力を積極発信し、活性化につなげたい」と話している。