富山市猪谷(細入)の住民有志らでつくる「常虹(とこにじ)の滝を守る会」(山下信市会長)は、地元の観光名所である常虹の滝の入り口にある案内看板をリニューアルした。25日に設置作業があり、会員が新しくなった看板の完成を祝った。
常虹の滝は富山の滝37選の一つで、神通峡の涼感スポットとして人気を集める。看板は国道41号沿いにあり、老朽化が進んでいたため一新した。高さ約1・3メートル、幅約2・2メートル。滝にまつわる言い伝えや名前の由来などを分かりやすく記した。QRコードを掲示し、スマートフォンで読み取ると滝の画像が見られる。
この日は会員13人が滝に続く遊歩道の土砂を撤去し、周辺の公園で雑草を刈り取った。看板を設置する様子も見守った。山下会長は「感無量。一人でも多くの人に足を運んでほしい」と話した。